第四次産業革命スキル習得講座の一覧にはどんな講座がある?おすすめ講座と合わせて解説

プログラミングスクール
プログラミングスクール

第四次産業革命スキル習得講座(Reスキル講座)は、経済産業省が認定している講座で、助成金を貰うことができます。どの講座も通常の金額ではそこそこの値段がする講座なので、最大70%もの金額を受け取ることができるのは大きな魅力です。

ここでは、第四次産業革命スキル習得講座(Reスキル講座)の一覧と、この制度によりどんな分野のどんな講座がラインナップされているのかについてみていきます。制度の基本を知ったうえで、このメリットが大きい制度をぜひ活用してみてくださいね。

まき
私自身も、新しい技術分野の勉強にはプログラミングスクールを利用しています。
独学でももちろん学べるとは思うのですが、とにかく時間が足りない社会人にとって、短時間で効率よく学べるスクールは活用しない手はないと思っています!

第四次産業革命スキル習得講座の一覧にある講座とその認定方法

第四次産業革命スキル習得講座は、経済産業省の管轄です。そのため、定期的に経済産業省が認定を行って、適用される講座が決定されています。

年に2回ほど審査が行われている

経済産業省が認定の可否を判断

第四次産業革命スキル習得講座に認定されるには、講座を開設しているスクールが申請し、経済産業省が審査するという手続を経る必要があります。この申請はいつでも受け付けているわけではなく、年に2回、定期的に審査と認定が行われています。

また、一度追加されたら終わりというわけではありません。一定期間ほどに追加審査が入るしくみになっているため、受講したいタイミングで適用講座となっている講座だけが、助成金を受け取れるようになっているのです。

eラーニング講座も対象になる

e-ラーニングで行うものも対象になる

2019年12月より要件が改定されて、全ての授業をe-ラーニングで行うものも対象になるようになりました。それ以前はこういった講座は認定対象外となっていました。受講したいけれど時間や立地の関係で通学が難しい、などの理由で受講を諦めていた人にはとても大きな要件改定です。新しい要件が適用されてからの講座であれば、通うことなく第四次産業革命スキル習得講座に認定されたものを受講することができます。

現在は計116講座が認定

3つの分野を合計して116講座が第四次産業革命スキル習得講座として認定されている

第四次産業革命スキル習得講座として認定されている講座は、大きく3つのカテゴリに分類されます。『クラウド、IoT、AI、データサイエンス』、『ネットワーク、セキュリティ』、『IT利活用分野(自動車モデルベース開発分野、自動運転分野、生産システム設計分野)』の3分野です。

この3分野の中でも、最もメインとなっているのが、『クラウド、IoT、AI、データサイエンス』分野です。対象講座の中には企業向けのものもありますが、この分野の講座は個人向けのものも多く、より受講しやすい仕組みになっているスクールが多い印象です。

第四次産業革命スキル習得講座の一覧からおすすめをピックアップ

第四次産業革命スキル習得講座(Reスキル講座)に認定されているプログラミングスクールは多くあります。ここでは、その中から私が実際にお世話になったプログラミングスクールや、そのほかでも注目したくなる特徴を持ったプログラミングスクールについてみていきます。

TechAcademy(テックアカデミー)

学ぶ技術の組み合わせを選んだり、シンプルにピンポイントで学ぶことができる

AIやデータサイエンスといった分野を、それぞれ単独でもセットでも、自分の好きな形で組みあわせて学ぶことができます。テックアカデミーは、私もお世話になったプログラミングスクールです。自分の学びたい技術を選んで受講できること、チャットサポートで質問をし放題だったことから選びましたが、結果的には大正解でした!自分の学びたい技術を絞って、ひたすら質問しながら進める方法がとても合っていたようです。

第四次産業革命スキル習得講座として、テックアカデミーでは『AIコース』、『データサイエンスコース』、『エンジニア転職保証コース』を選択することができます。Pythonの基本も学びたいときには、Aiコースやデータサイエンスコースとセットで学んでも第四次産業革命スキル習得講座の対象になります。

リアルタイムに人に質問を投げかけ続けるということはなかなか貴重な体験でした。人と対話しながら学習すると、驚くほど身に付きやすいです!

そのほかのおすすめのプログラミングスクールや講座

データサイエンス特化型や、AI専門など、それぞれ特徴のある講座も多くラインナップされている

受講できる講座の中には、ある分野に特化したスクールも多く存在しています。すでに目的としている分野が決まっていて、より絞った形で学習したいときなどは、これらの講座も選択肢に含められます。

DataMix(データミックス)

データサイエンスに特化したスクールで専門知識を学ぶことができる

データサイエンスの分野を専門に取り扱っているスクールで、知識を深めていくことができます。データサイエンティストやデータアナリストは、現在需要がとても高まっており、未経験からでも転職が期待できる専門職です。AIやDXへの取り組みを行っている経営者を対象とした調査でも、未経験でも採用したい、他の未経験職種よりも好待遇を考えていると半数以上が回答しています。(*1)

また、通常のデータサイエンス講座に加え、気象データアナリスト養成講座も第四次産業革命スキル習得講座に認定されています。より範囲を狭めた専門的なものとして、とても珍しい講座です。

Aidemy(アイデミー)

AIプログラミングからE資格対策までカバーしてくれる

データ分析をはじめとしたAIに関するいくつもの講座から選択することができ、E資格の対策もすることができます。データサイエンティストやデータアナリストの市場調査を行うなど、未経験からの転職も視野に入れ、人材の開発に積極的です。(*1)

また、このスクールではE資格の対策講座も第四次産業革命スキル習得講座になっています。資格を持つことで、自分の技術を客観的にあらわせることは強みです。

まとめ

第四次産業革命スキル習得講座の一覧にある講座の概要と、その中からピックアップしたプログラミングスクールについて解説してきました。どの講座であっても、制度を利用することの金銭的なメリットはとても大きいものです。

おすすめのプログラミングスクールについては、こちらの記事で金額や特徴についてさらにしっかり解説しています。どの講座を受講しようか悩んでいるときには、ぜひ読んでみてくださいね。

*1 https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000210.000028316.html
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