第四次産業革命スキル習得講座(Reスキル講座)の対象は、AIやデータサイエンスをはじめとした、現在需要が高まっている専門分野です。専門分野と言っても、実際にはその対象範囲は幅広く、講座のバリエーションも豊富です。
・第四次産業革命スキル習得講座(Reスキル講座)の対象になる講座はどれくらいある?
・講座の受講料金はいくらくらいかかる?
これらの疑問について解説していきます。何となく良さそうな制度ではあるけれど、と二の足を踏んでいる人にとって、具体的な内容を知ることでより制度が身近に感じられるはずです。
独学の場合に多い挫折の原因がきちんと取り除かれているかなど、研修担当としての現場と実務の現場、それぞれを経験した目線も合わせてプログラミングスクールの価値について検討していきます!
もし、第四次産業革命スキル習得講座(Reスキル講座)の対象となる条件などについてから知りたいときには、こちらの記事も読んでみてくださいね。
第四次産業革命スキル習得講座(Reスキル講座)の対象はAIやデータサイエンスがメイン
第四次産業革命スキル習得講座(Reスキル講座)の対象は、IT・データを中心とした現在注目度の高い分野です。実際にどのような技術が対象なのか、またどんな講座が認定を受けているのかについてみていきます。
第四次産業革命スキル習得講座認定制度の対象はAIやデータサイエンスの人材開発
第四次産業革命スキル習得講座認定制度は、将来の成長が強く見込まれている分野を対象として、人材を増やしていこうという意図によってできた制度です。社会人が高度な専門性を身に付けてキャリアアップを図るための制度なので、社会人が限られた時間で効率よく技術を身に着けることを目的としたプログラムスクールと相性が良いことが分かります。
この助成を使って学べる人が増えることで、より人材の幅も広がります。国にとっても受講する側にとってもメリットのある制度です。
対象となる分野の幅が広くとられている
第四次産業革命スキル習得講座に認定される条件のわりに、対象となる講座にバリエーションがあるのが特徴です。はじめのイメージでは、AIやデータサイエンスに絞り込まれた講座しかないのだと思っていましたが、そんなことはありません。
最近では、転職保証の付いたコースが認定を受けているプログラミングスクールも出てきました。機械学習の分野でも、E資格を取得するためのコースが対象となったりと、活用の幅が広がっています。
受けたい講座が認定を受けていればOK
第四次産業革命スキル習得講座(Reスキル講座)の対象であることは、プログラミングスクールにとってもアピールしたい重要なポイントです。そのため、どのプログラミングスクールでも、認定を受けていることを大々的にアピールしています。
対象のプログラミングスクールのサイトを見ていれば、第四次産業革命スキル習得講座に認定された旨の記載があるはずです。
これはテックアカデミーのAIコースのコース概要ですが、右下にはっきりと『第四次産業革命スキル習得講座に認定されました』との記載がありますね。
第四次産業革命スキル習得講座認定制度の対象!AIやデータサイエンスなどの分野別おすすめ講座
第四次産業革命スキル習得講座認定制度の対象として認定を受けた講座について、主な技術分野別に解説していきます。
AIを取り扱っている講座
データサイエンスと並んで、取扱いのあるプログラミングスクールが多いことが特徴です。
AIコース | TechAcademy(テックアカデミー) | 229,900円~ |
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AIコース公式ページへ | |
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AIアプリ開発コース、クラウドAI開発講座 | Aidemy(アイデミー) | 528,000円~ |
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Aidemy(アイデミー)の無料ビデオカウンセリング へ | |
機械学習・深層学習 | AIジョブカレ | 285,780円~ |
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AIジョブカレ の公式サイトへ |
データサイエンスを取り扱っている講座
AI分野と並んで、この制度の中核となっている分野を学ぶことができる講座も多く対象となっています。
データサイエンスコース | TechAcademy(テックアカデミー) | 229,900円~ |
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データサイエンスコース公式ページへ | ||
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データ分析コース | Aidemy(アイデミー) | 528,000円~ |
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Aidemy(アイデミー)の無料ビデオカウンセリング へ | ||
データサイエンティスト育成コース本講座 気象データアナリスト養成講座 |
DataMix(データミックス) | 742,500円 |
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データサイエンティスト育成講座公式ページへ | 気象データアナリスト養成講座公式ページへ |
転職保証のある講座
転職することに重きを置いたコースも、第四次産業革命スキル習得講座認定制度を使って受講することができるようになっています。
新しく学ぶ技術を使ってキャリアアップを計ることを視野に入れている場合、こういった講座が対象になったことはとても大きいです。転職保証のある講座はどれも高額になることが多いため、助成金で半分以上を賄えるのは大きなメリットがあります。
エンジニア転職保証コース | TechAcademy(テックアカデミー) | 437,800円 |
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エンジニア転職保証コース無料相談(ライブチャット)申込ページへ | |
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専門技術コース | DMM WEBCAMP エンジニア転職(ディーエムエムウェブキャンプ) | 910,800円 |
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DMM WEBCAMP エンジニア転職公式ページへ |
E資格の取得を目指せる講座
良く聞くようになってきたE資格についても、第四次産業革命スキル習得講座認定制度を使って学べるようになりました。2021年10月以降から新たに適用になる講座の一覧にも名を連ねていることからも、その注目度がうかがえます。
講座の内容に、資格取得対策も含まれているため、改めて対策用の講座を受講する必要がありません。資格の取得を視野に入れているときにはメリットが大きい講座です。
E資格対策講座 | Aidemy(アイデミー) | 298,000円~ |
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Aidemy Premium の公式サイトへ | ||
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AI人材育成長期コース | キカガク | 792,000円 |
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792,000円~ (うち受講料の最大70%が助成) | キカガクの公式サイトへ |
まとめ
第四次産業革命スキル習得講座(Reスキル講座)の対象講座はさまざまで、それぞれ特徴が異なり千差万別です。選択肢があるぶん、自分の目的に合わせて選べば、助成額を考えてもかなりのメリットを得ることができます。
今回は分野ごとの対象講座を見てきました。各スクールごとという視点からは、こちらの記事でも概要やおすすめを解説しています。スクール選びに悩んでいるときには参考にしてみてくださいね。