リスキリングを通じたキャリアアップ支援事業が始まりました!従来の『第四次産業革命スキル習得講座認定制度』よりも対象者が増えているので、いままで適用されなかった人にも適用のチャンスがあります。
プログラミングスクールに通って給付金を得られる制度ですが、この制度も相変わらず給付金の割合が70%ととても高いのが特徴です。基本的にプログラミングスクールはその人件費と内容から高価なところが多いため、70%となると、給付金の金額はびっくりするほどになります。頑張った分だけリターンも大きい制度です。
『リスキリングを通じたキャリアアップ支援事業』という制度に関してはこちらにまとめていますので、合わせて確認してみてくださいね。
受講を考えている人は適用されるスクールと講座を確認して、ぜひ検討してみてください!
リスキリングを通じたキャリアアップ支援事業の学習分野はAIからインフラまで多岐にわたる
リスキリングを通じたキャリアアップ支援事業では、想像より広範囲の分野の講座が対象になっていました。今現在、技術者が不足しているとよく言われているような新しい分野だけではありません。
既存の技術も合わせて、エンジニアとして業務に従事するのに必要な技術を幅広くカバーしてくれています。それぞれスクールによって得意分野が異なるため、自分が学びたい講座を開設しているスクールを選ぶことが大切です。
リスキリングを通じたキャリアアップ支援事業の適用を受けているスクールとその講座
今回のリスキリングを通じたキャリアアップ支援事業では、第四次産業革命スキル習得講座認定制度と同様に、プログラミングスクールおよびその適用講座を募集して、選定し採択という形を取っています。そのため、すべてのスクールが適用されるわけではありません。今回は、採択されたことを告知してサポートをアピールしてくれている3社を分野別に比較していきます。
つまり、この事業は、あくまで事業者側から省庁へ応募して採択されるという流れということになります。そのため、今回採択された各スクールとも、わざわざ応募をするほどこの制度に積極的です。どこも無料相談で適用について教えてくれたりと積極的に支援してくれますので、より詳しく知りたくなったらぜひスクールに話を聞いてもらってください。
私がプログラミングスクールを受講したときにもいくつか無料相談を申し込みましたが、どこも私の希望を一生懸命聞いてくれるのでとても話しやすかったです。
それぞれ、メインとして取り扱っている講座を分類しました。各技術はそれぞれ関わりあっているため、銘打たれている技術以外にもさまざまな技術を学ぶことになります。実際に受講してみるとその内容がかなり幅広かったので、『これをメインとして学びたいけれど、これについても学ぶことはできるか?』などの疑問があれば、それも各スクールへ相談してみてくださいね。
AI
この分野に関しては、現在の需要に鑑みてのことなのか、どのスクールでも用意されています。対象講座は以下の通りです。
データサイエンス
データサイエンスも、近年になって一気に存在感を増した分野です。データの分析なども行うことから、よりデータサイエンスに沿った専門的な知識が必要とされるため、スクールで学びがいのある分野になります。
Webデザイン
いわゆるユーザから見える部分を担当するエンジニアの技能ですが、これも普遍的にエンジニアが担当している技能の一つです。
テックアカデミーの特徴として、学べる内容が他のスクールに比べて幅広いという点があるのですが、こういった技術もそれ専門のコースがあって学ぶことができるのは魅力的ですね。
TechAcademy | Webデザイン | 公式サイト |
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Webアプリ開発
いわゆるユーザがサーバとやり取りするための懸け橋となる部分を担当するエンジニアの技能で、すっかり定着している基本ともいえる分野です。プログラミングスクールでよく目にするPHPやRuby on Railsといったものを学びたければこの分野です。
TechAcademy | フロントエンド | 公式サイト |
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TechAcademy | Ruby on Rails | 公式サイト |
Aidemy Premium | データ分析講座 | 公式サイト |
SAMURAI ENGINEER | データサイエンスコース | 公式サイト |
クラウド
クラウドは普段意識することがなくなってしまうくらい、日常に根付いた技術です。iPhoneの写真からゲームの進行データまで、いつも何かしらのデータがクラウドに保管されています。
SAMURAI ENGINEER | クラウドエンジニア転職保証コース | 公式サイト |
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クラウドエンジニアを専門のコースとして設け、転職保証まで付けているのはSAMURAI ENGINEER(侍エンジニア)の特徴の一つです。クラウドが使われなくなることは今の状況を見ても非常に考えづらいので、手に職として得る技術と考えると強みがあると感じます。
インフラ
どんなWebサービスも、サーバやネットワークがきちんと動作してこそです。そのため、決して欠くことのできないエンジニアであると言えます。
SAMURAI ENGINEER | LPIC資格対策コース | 公式サイト |
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転職をしようとすると、人が持っている技術は可視化しづらいという問題があります。また、自分でも自信が持ちづらいものです。その点、SAMURAI ENGINEER(侍エンジニア)のLPIC資格対策コースは、資格を取得することで一つの武器になるところが強みです。
まとめ
どの技術もそれぞれ良さがあり魅力的なので、何を選んだらよいか悩んでしまうかもしれません。自分のやりたいことが明確になっていない、または明確になっているもののそれがどの技術に該当するのか、どの講座で学ぶことができるのか分からないということがあるかもしれません。
どのスクールも無料オンライン相談を行っているので、そんなときはぜひ活用してみてください。実際に話すことで頭の中が整理されることもあり、また相談される側も慣れているので、おすすめを教えてくれるはずです。
私の場合は、『こういうことが出来るようになりたい!』と相手に伝えて、そのゴールに合っている講座を教えてもらいました。
給付金を使ったとしてもワンコインというわけではありませんし、学習には時間を費やします。後から間違えた!とならないためにも、しっかり話を聞いたうえで一番納得が得られたスクールを選んでくださいね。