第四次産業革命スキル習得講座の中には、データサイエンスを学ぶことができる専門の講座がラインナップされています。データサイエンスという技術、データサイエンティスト/データアナリストといった人材は昨今話題ですが、実際に学ぶとどんなメリットがあるのか、また第四次産業革命スキル習得講座として学ぶならどんな選択肢があるのかについて解説していきます。
独学の場合に多い挫折の原因がきちんと取り除かれているかなど、研修担当としての現場と実務の現場、それぞれを経験した目線も合わせてプログラミングスクールの価値について検討していきます!
第四次産業革命スキル習得講座でデータサイエンスを学ぶことのメリット
わざわざ第四次産業革命スキル習得講座認定制度を利用してデータサイエンスを学ぶ意味はあるのか?その技術を身に着けて活かすことはできるのか?といった点は、最初に浮かぶ疑問です。まずはそのメリットについて考えていきます。
データサイエンティストは現在不足傾向
多くの企業が取り組んでいるAI /DX化にとって重要な人材であることから、需要が高まっています。先日発表された意識調査(*1)によると、DXに取り組む経営者へのアンケートでは多くの企業経営者が採用にとても前向きであることが分かります。
データサイエンスを学ぶ講座を格安で受けられる
第四次産業革命スキル習得講座であれば、諸条件を満たすことで、受講料の最大70%が助成されます。プログラミングスクールの学費はどれも高く、データサイエンスに関する講座も例外ではありません。
第四次産業革命スキル習得講座でデータサイエンスを学べる講座とは?
第四次産業革命スキル習得講座認定制度の認定を受けている講座の学習内容はさまざまです。その中でも、データサイエンスを学ぶことができ、個人でも受講できる講座をピックアップしていきます。
TechAcademy(テックアカデミー)
テックアカデミーは、完全オンライン型、回数無制限のチャットサポートで質問しながら学習を進められるのが特徴のスクールです。チャットを使ってラインの会話のようにやり取りしながら、プログラムのエラーの原因を一緒に考えて貰ったのが印象に残っています。
TechAcademy(テックアカデミー)の対象講座
テックアカデミーにおける対象講座は、以下の3タイプに分かれています。
- データサイエンスコース
- Python+データサイエンスセット
- Python+AI+データサイエンスセット
データサイエンスのコースをメインとして、PythonやAIのコースを合わせて受講する、という形です。どのタイプを選択しても、セット価格から助成金は計算されることになります。
TechAcademy(テックアカデミー)の評判
テックアカデミーの場合は、私自身が受講しているのですが、他の皆さんがどう思われているのかなと気になっていました。
テックアカデミーを受講してわかったことは、自主学習が死ぬほど向いていないこと。シンプルに自主学習がものを言うタイプは相性が悪かった。
ただ、毎回のレッスンは嫌だなぁって思ったことは1度もなくて、すごく楽しく有意義だった。
総評としてはメンターに感謝でいっぱいですって感じ。— ひーちゃん@Java勉強垢 (@hi_00_travel) October 31, 2021
TechAcademy(テックアカデミー)の受講料
テックアカデミーでは、期間によって受講料が変わります。もし集中して時間が取れるようなら短期集中で価格を抑えたり、空いた時間を活用して進めていくようであれば長めにとるなど、受講者によってベストな期間は違ってきます。
データサイエンスコース(助成される前の受講料)
8週間 | 229,900円 |
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12週間 | 284,900円 |
16週間 | 339,900円 |
Python+データサイエンスセット(助成される前の受講料)
8週間 | 316,800円 |
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12週間 | 360,800円 |
16週間 | 404,800円 |
24週間 | 503,800円 |
Python+AI+データサイエンスセット(助成される前の受講料)
24週間 | 537,900円 |
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Aidemy(アイデミー)
アイデミーは、チャットサポートや実務経験のあるエンジニアのレビュー、メンターのコーチング、進捗管理など、挫折させないシステムをもったスクールです。上記で触れたデータサイエンスにおける調査結果も、このアイデミーが実施していたものです。
Aidemy(アイデミー)の対象講座
アイデミーでは、Aidemy Premiumのうち、以下の講座がデータサイエンスを取り扱っています。
- データ分析コース
- E資格対策 + データ分析講座
データ分析コースを基本として、E資格を取得したい場合はその対策を加える、といった形になります。自分の技術を目に見えるかたちで持っておきたいときには、資格は有効な手段です。
また、アイデミーには『選び放題システム』があるため、当該カリキュラムを早く修了させれば、他の技術も一緒に学ぶことができるのも強みです。通常であれば、選択した技術のみを習得する流れになりがちですが、アイデミーの場合は選択した技術を学び終えた後に手を広げることが可能です。
こちらのシステムは2023年秋にリニューアルし、現在は条件を満たしていれば受講期間終了後もカリキュラムの内容を学習・復習できるようになりました。プログラミングスクールでの学習はどうしても短期集中になってしまいがちなので、こういった後から振り返ることができるシステムがあることは嬉しいですね。
Aidemy(アイデミー)の評判
データサイエンスのカリキュラムを受講した方が、目標を達成されていますね。アイデミーの場合は、選び放題で技術を追加していけるので、つい目移りしたくなりそうです。
Aidemy Premiumではデータサイエンスカリキュラムを受講して、Kaggleまできて当初の目標は達成された。
だが画像アプリも自然言語処理もやってみたくなる。
kaggleに集中すべきなのはわかっているが・・・#aidemy #kaggle #データサイエンティスト— Wata (@ProgramWataru) July 3, 2020
Aidemy(アイデミー)の受講料
アイデミーの場合、何ヶ月受講するか、E資格を含めるか、という2点を元に金額が決まります。
Aidemy Premium対象3コース共通(助成される前の受講料)
3ヶ月 | 528,000円 |
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6ヶ月 | 858,000円 |
9ヶ月 | 1,078,000円 |
E資格対策(助成される前の受講料)
E資格対策のみ(3ヶ月) | 298,000円 |
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セット価格(6ヶ月) | 858,000円 |
DataMix(データミックス)
データミックスは、データサイエンスに特化したスクールです。そのため、スクール自体がとてもシンプルな作りになっています。
DataMix(データミックス)の対象講座
DataMixでは、以下の講座が対象です。
- データサイエンティスト育成コース本講座
- 気象データアナリスト養成講座
データサイエンティスト養成コースの他、気象データアナリスト養成講座もあるところがデータミックスの面白いところです。こういった限定分野の講座も第四次産業革命スキル習得講座(Reスキル講座)として認定されています。
DataMix(データミックス)の評判
データミックスは、データサイエンスに特化していることから、こういった転職サポートもしやすいのだろうなという印象があります。
データミックスというところです。
転職サポートがいい感じです!
受講料はお高いですが、雇用保険に入ってるなど特定の条件を満たせば専門実践教育訓練給付金の対象になるので合わせてご検討くださいませ。— Kazuma@転職しました (@Ichiziku_blog) January 13, 2021
DataMix(データミックス)の受講料
データミックスでは、どちらの講座も受講料は同じです。
対象講座の授業料(助成される前の受講料)
受講料(税込) | 742,500円 |
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まとめ
データサイエンスというと、未経験では難しそうな技術であるイメージがあります。また、受講料も高く、ハードルを感じてしまうのも無理はないと思います。
第四次産業革命スキル習得講座に認定されている講座であれば、受講料という精神論だけではどうにもならないハードルをぐっと下げることができます。興味を持った技術を学ぶことは大変ではあってもとても楽しいものです。どのスクールも申込前の無料カウンセリングや説明会が充実しているので、気になるときはぜひチャレンジのための最初の一歩を踏み出すところから始めてみてくださいね。
データサイエンスの他にも、AIやWebプログラミング、転職に特化した講座など、第四次産業革命スキル習得講座はさまざまです。それらについては、こちらの記事で金額や特徴についてさらにしっかり解説しています。どの講座を受講しようか悩んでいるときには、ぜひ読んでみてくださいね。
TechAcademy(テックアカデミー) | データサイエンスにPythonやAIなど他コースもセットにできる | 229,900円~ (うち受講料の最大70%が助成) | TechAcademyの公式サイトへ |
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Aidemy(アイデミー) | 頑張れば期間内にデータサイエンス以外も学ぶことができる | 528,000円~ (うち受講料の最大70%が助成) | Aidemy Premiumの公式サイトへ |
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DataMix(データミックス) | 気象データなど特殊なものにも対応している | 742,500円 (うち受講料の最大70%が助成) | DataMixの公式サイトへ |
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